M&Aはサイバー攻撃者が標的型攻撃を仕掛けるチャンス(ファイア・アイ) | ScanNetSecurity
2026.05.03(日)

M&Aはサイバー攻撃者が標的型攻撃を仕掛けるチャンス(ファイア・アイ)

ファイア・アイは、M&Aの際にサイバー攻撃を受ける危険性について発表した。通常、M&Aは戦略的かつ市場的な狙いを目的としているが、これらの恒常的に攻撃され、重要なデータが盗まれているという側面もあるとしている。

脆弱性と脅威 脅威動向
ファイア・アイによる発表
ファイア・アイによる発表 全 1 枚 拡大写真
ファイア・アイ株式会社は6月24日、M&Aの際にサイバー攻撃を受ける危険性について発表した。通常、M&Aは戦略的かつ市場的な狙いを目的としているが、これらの恒常的に攻撃され、重要なデータが盗まれているという側面もあるとしている。同社ではM&Aに関わる企業に標的型攻撃を仕掛ける方法として、「合併または買収先となる企業の子会社やパートナー企業のネットワークを攻撃することで、最終的に標的企業の環境や情報にアクセスする」「合併しようとする企業が交渉を有利に進められるような内部情報を得るために、買収先となる外国企業が現在ビジネス取引をしている別会社に侵入し情報を盗む」の2つの方法があるとしている。

ある企業のネットワーク環境に侵入し、そこに接続されているパートナー企業や子会社に侵入する攻撃者グループもあれば、ソーシャルエンジニアリング手法を使ってパートナー企業の従業員を騙るフィッシングメールを利用するグループもある。また、提案されている取引を有利に進めることを目的に、攻撃者グループが中国企業とのM&A交渉に関わる企業を攻撃するケースも確認しているという。同社ではまず、M&Aを行う企業は、攻撃者グループがスパイ活動を仕掛けてくるというリスクを認識すること、また中国企業との交渉を進める企業やそれに関わる法律事務所は、中国企業が有利に交渉を進められるように攻撃者グループから情報を狙われるというリスクを認識すべきとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

    保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

  2. たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

    たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

  3. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

  4. FileZen 専用サーバへの不正アクセス、内閣府沖縄総合事務局が保有の個人情報漏えいの可能性

    FileZen 専用サーバへの不正アクセス、内閣府沖縄総合事務局が保有の個人情報漏えいの可能性

  5. 「制度の趣旨目的と異なる」~ SCS評価制度を引き合いにしたセキュリティ製品の営業活動に経産省が注意喚起

    「制度の趣旨目的と異なる」~ SCS評価制度を引き合いにしたセキュリティ製品の営業活動に経産省が注意喚起

ランキングをもっと見る
PageTop