リフレクター攻撃に使用されるプロトコルが拡大の可能性(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.04.23(木)

リフレクター攻撃に使用されるプロトコルが拡大の可能性(警察庁)

警察庁は、UDPを利用するプロトコルを悪用する各種リフレクター攻撃に対し、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
リフレクター攻撃に悪用される可能性があるプロトコルに関するアクセス件数の推移
リフレクター攻撃に悪用される可能性があるプロトコルに関するアクセス件数の推移 全 1 枚 拡大写真
警察庁は7月11日、UDPを利用するプロトコルを悪用する各種リフレクター攻撃に対し、注意喚起を発表した。これは、リフレクター攻撃の踏み台となる機器の探索行為と考えられるアクセスが、DNSやNTP以外の複数のプロトコルにも拡大していることを受けたもの。以下の条件を満たすプロトコルはリフレクター攻撃に悪用される危険性がある。

・通信時にセッションの確立が不要なUDPを利用するプロトコル
・サーバに対するリクエストのパケットサイズと比較して、応答パケットのサイズが大きくなるプロトコル
・サーバにリクエストを行う際に、認証等が不要であるプロトコル
・第三者が自由にリクエストを送信できるサーバが、インターネット上に多数存在するプロトコル

警察庁の定点観測システムでは、DNS以外にも上記のようなプロトコルに対するアクセスの増加を3月から観測しているという。これらのアクセスの中には、リフレクター攻撃の踏み台として悪用可能な機器の探索を目的とするアクセスが多数含まれていると考えられるとしている。警察庁では、使用していない不要なサービスは停止する、外部に公開する必要がないサービスは、インターネットからの通信を遮断する、不特定多数に公開する必要がないサービスについては、適切なアクセス制限や認証を実施するなどの対策を公開している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 阿波銀行のテスト環境に不正アクセス、顧客情報等のべ 27,745 件の漏えいを確認

    阿波銀行のテスト環境に不正アクセス、顧客情報等のべ 27,745 件の漏えいを確認

  2. YCC情報システムへのランサムウェア攻撃、山形県が業務を委託

    YCC情報システムへのランサムウェア攻撃、山形県が業務を委託

  3. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

  4. 村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

    村田製作所への不正アクセス 第2報 ~ 顧客・取引先・従業員の個人情報不正取得を確認

  5. YCC情報システムへのサイバー攻撃、埼玉県幸手市が使用する国民健康保険の高額療養費システムを提供

    YCC情報システムへのサイバー攻撃、埼玉県幸手市が使用する国民健康保険の高額療養費システムを提供

ランキングをもっと見る
PageTop