低コスト、高セキュリティの無線LANアクセスポイントに新機種を追加(フォーティネットジャパン)
フォーティネットジャパンは、企業向けのセキュア無線LANソリューションに、802.11ac対応のアクセスポイント「FortiAP-221C」および「FortiAP-320C」を新たに製品ラインアップに追加し、日本での出荷を開始した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
フォーティネットは、世界で200名以上のエンジニアを擁し、新たな脅威を検知するとともに最新のシグネチャを1日平均3回、自動配信している。また、SNSなどにより大量のショートパケットが発生する環境下でも、専用のASICによってパフォーマンスを担保している。さらにオールインワンセキュリティアプライアンスの統合プラットフォームが同社の強みとなっている。
同社のUTMである「FortiGate」が導入された環境であれば、FortiGateが無線LANコントローラとして動作する。これにより、従来のセキュリティゲートウェイとしての機能と無線LAN管理を統合が可能で、無線、有線、リモートのすべてのアクセスで一貫した認証とセキュリティポリシーを適用できる。また、ユーザ、デバイス、攻撃者、アプリの多層チェックによって、ネットワークの入口でのセキュリティを確保できるとした。さらに、デバイスやWi-Fi電波の可視化も可能だ。
今回、新たに中規模・大規模オフィス環境向けの「FAP-221C」および次世代オフィス環境向けの「FAP-320C」の2製品をラインアップに加えた。年間サポート費用込みの参考価格は、FAP-221Cが11万5千円、FAP-320Cが23万2千円となっている。いずれもラックマウントキットを同梱し、低消費電力の802.3afにも対応する。また、FortiGateがサーバの役目をするため、別途サーバを用意する必要がない。特にセキュリティ機能において他社製品より優れているとした。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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