暗号ライブラリ LibreSSL は、OpenBSD から Linux、OS X、その他に幅広く対応~大掃除した OpenSSL のフォーク、最初のクロスプラットフォーム版をリリース(The Register) | ScanNetSecurity
2025.12.20(土)

暗号ライブラリ LibreSSL は、OpenBSD から Linux、OS X、その他に幅広く対応~大掃除した OpenSSL のフォーク、最初のクロスプラットフォーム版をリリース(The Register)

LibreSSL プロジェクトのゴールは、安全で気軽に乗り換えられる OpenSSL の代替物を作り上げることだが、同プロジェクトの開発者たちは、さらに「OpenSSL の開発者たちによる無分別な設計上の決定」の一部を元に戻すための努力もしてきた。

国際 TheRegister
OpenBSD プロジェクトが、OpenSSL のフォークにあたる「LibreSSL」の最初のポータブルバージョンをリリースした――つまり、それは OpenBSD 以外の OS でも利用できるということを意味している。

LibreSSL プロジェクトは、OpenBSD の開発者たちのグループが「バグだらけの不可解な OpenSSL コードのクリーンアップ」を目的として、およそ 2 か月前に立ち上げたプロジェクトである。つまり彼らにとって最優先となるのは、「その OS(OpenBSD)で動作すること」だと考えるのが妥当だろう。

しかし金曜日(編集部註:2014 年 7 月 11 日)に行われた LibreSSL 2.0.0 のリリースにおいては、OpenBSD に依存する多くのものが取り除かれていた。現在、そのライブラリは様々な好みに合わせて、つまり Linux、Solaris、OS X、FreeBSD 用に構築することができる。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

    アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

  2. 横須賀学院にランサムウェア攻撃、複数の写真や動画等の流出が判明

    横須賀学院にランサムウェア攻撃、複数の写真や動画等の流出が判明

  3. 約 4 割が「二段階認証使いにくい」金融取引の認証意識調査結果

    約 4 割が「二段階認証使いにくい」金融取引の認証意識調査結果

  4. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

  5. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop