米McAfeeが政府機関のクラウド移行を支援するセキュリティソリューション(マカフィー)
米McAfee社は、アマゾン ウェブ サービスのクラウドを利用する連邦政府系顧客向けに、ホストベースのセキュリティソリューション(Host-Based Security Solution:HBSS)を提供すると発表した。
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米軍や連邦政府機関は、クラウド コンピューティングに移行することで作戦任務の相互運用性の向上、リソースの保護、およびコストの低減を推進している。米国防総省のIT環境全体でクラウドへの移行に向けた標準化を図るため、米国防情報システム局(DISA)では、すべてのクラウド サービス プロバイダに対して、DISAクラウド セキュリティ モデル(CSM)に準拠するように義務付けている。先日、AWS GovCloud(米国)リージョンがクラウド サービスとして初めて、米国防総省からCSMレベル1~5の暫定認証を取得している。今回発表したAWS向けHBSSの新しいSaaSソリューションにより、米国防総省や関連する情報機関は、既存のセキュリティ アーキテクチャの拡張、作戦任務用アプリケーションのクラウドへの移行、データのセキュリティのさらなる向上、米国防総省の情報保証指令への適合を実現できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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