IoT時代を見据えたSpike DDoSツールキットによる大規模DDoS攻撃に警告(アカマイ) | ScanNetSecurity
2026.09.12(土)

IoT時代を見据えたSpike DDoSツールキットによる大規模DDoS攻撃に警告(アカマイ)

アカマイは、新しい「サイバーセキュリティThreat Advisory(脅威アドバイザリ)」を発行したと発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
今回発行された「サイバーセキュリティThreat Advisory(脅威アドバイザリ)」
今回発行された「サイバーセキュリティThreat Advisory(脅威アドバイザリ)」 全 1 枚 拡大写真
アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は9月25日、同社のProlexic Security Engineering & Response Team(PLXsert)を通して、新しい「サイバーセキュリティThreat Advisory(脅威アドバイザリ)」を発行したと発表した。このアドバイザリは、Spike DDoSツールキットからの強力な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃という高リスクの脅威について、企業に警告を発するものとなっている。

同社はこの夏、大規模なマルチベクトルDDoS攻撃作戦を軽減し、その発生源が新たなSpike DDoSツールキットによって制御されたボット群であることを突き止めたという。このマルチベクトルツールキットは、インフラストラクチャベースおよびアプリケーションベースのDDoSペイロードを送信できる。攻撃には、SYNフラッド、UDPフラッド、ドメインネームシステム(DNS)クエリフラッド、およびGETフラッドが含まれており、アジアと米国のホストに対するいくつかの作戦が報告されている。

このボットネットから開始されたDDoS攻撃作戦は、同社のユーザを標的としていた。同社により軽減されたDDoS攻撃作戦のひとつは、ピーク時に215ギガビット/秒(Gbps)および150メガパケット/秒(Mpps)に達した。このキットはWindowsシステム上で動作するが、そのバイナリペイロードに感染したWindows、Linux、およびARMベースの機器と通信し、コマンドを実行できる。ARMベースのバイナリペイロードを生成できる点から、この悪質なツールの作成者はルータやIoT(モノのインターネット)機器(例えばスマートサーモスタットシステムや洗濯機/乾燥機)などの機器の制御を狙っていると思われるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

    立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

  2. 東京科学大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報が漏えいした可能性

    東京科学大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報が漏えいした可能性

  3. 通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

    通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

  4. 非表示のシートが含まれていることに気づかないまま掲載 ~ 大川市ホームページで公開した名簿データ

    非表示のシートが含まれていることに気づかないまま掲載 ~ 大川市ホームページで公開した名簿データ

  5. 耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

    耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

ランキングをもっと見る
PageTop