緊急地震速報を装った迷惑メールを確認、記載されているリンク先にアクセスしないよう注意喚起(気象庁) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

緊急地震速報を装った迷惑メールを確認、記載されているリンク先にアクセスしないよう注意喚起(気象庁)

 気象庁は9月24日、緊急地震速報を装った迷惑メールが届いているという情報を受け、注意喚起を行った。迷惑メールにはリンク先が記載されていることが多く、金銭的な被害などを受けた場合は、速やかに警察署へ届け出るよう呼びかけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
緊急地震速報を装った迷惑メールの一例
緊急地震速報を装った迷惑メールの一例 全 3 枚 拡大写真
 気象庁は9月24日、緊急地震速報を装った迷惑メールが届いているという情報を受け、注意喚起を行った。迷惑メールにはリンク先が記載されていることが多く、金銭的な被害などを受けた場合は、速やかに警察署へ届け出るよう呼びかけている。

 気象庁にこれまで寄せられた迷惑メールの例をみると、緊急地震速報の発表を伝えたあと、「詳細はこちらよりご確認いただけます」といった文とリンク先が記載されている。気象庁発表となっていても、このような迷惑メールと気象庁は無関係。気象庁発表の緊急地震速報(警報)を伝える緊急速報メールは、本文にリンク先を記載しておらず、通常のメールとは異なる専用の報知音で届くのが特徴だ。

 現在、携帯電話で同報機能を使用して緊急地震速報を配信している「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」「ワイモバイル」の緊急速報メールの詳細については、各社の緊急地震速報配信に関するホームページから確認できる。また、民間の配信事業者のサービスなどでメールを受けている場合は、配信元のアドレスやメールの文面などの詳細を確認することを勧めている。

 緊急地震速報を装った、心当たりのないアドレスから届いたメールだけでなく、知らないアカウントで投稿されたSNSの投稿などについても、記載されているリンク先にアクセスしないように注意したい。

緊急地震速報を装った迷惑メールに注意…気象庁が呼びかけ

《黄金崎綾乃@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  5. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop