ファイアウォール運用支援ソフトの販売開始、各種セキュリティ製品・サービスと組み合わせ提供(富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ) | ScanNetSecurity
2024.04.30(火)

ファイアウォール運用支援ソフトの販売開始、各種セキュリティ製品・サービスと組み合わせ提供(富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは21日、米国FireMon社製のマルチベンダー ファイアウォール運用支援ソフト「FireMon(ファイアモン)」の販売を開始した。「FireMon」は初の国内販売で、従来の各種セキュリティ製品・サービスと組み合わせ提供する。

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環境設定ファイルの変更管理が可能
環境設定ファイルの変更管理が可能 全 4 枚 拡大写真
 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは21日、米国FireMon社製のマルチベンダー ファイアウォール運用支援ソフト「FireMon(ファイアモン)」の販売を開始した。「FireMon」は初の国内販売で、従来の各種セキュリティ製品・サービスと組み合わせ提供する。

 「FireMon」は、ファイアウォールを中心としたネットワークセキュリティ機器のシステム構成管理・変更管理を行う仮想アプライアンス製品。既存の仮想環境上にもスムーズに導入可能となっている。ファイアウォールのルールや環境設定ファイルの変更履歴を取得でき、変更レポートの生成だけでなく監査にも役立てることが可能。

 ファイアウォールに登録されている膨大なルールのなかから、環境設定ファイルの情報を基に、使われていない過去のルール、重複・冗長ルールなどを自動検出できる。重複ルールについては推奨ルールを表示し、期限付きのルールについては満了日を表示することも可能。

 セキュリティ基準「PCI DSS」のコンプライアンスレポートをはじめ、各種レポートの自動生成にも対応する。また、マルチベンダー機器の環境設定ファイルを取り込み、組織ネットワークの疑似環境を生成。疑似環境上では、通信経路の確認やブロックポイントのシミュレーションを実施できる。

富士通SSL、ファイアウォール運用支援「FireMon」発売……マルチベンダー対応

《冨岡晶@RBB TODAY》

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