江東区で回収された死亡野鳥からA型インフルエンザウイルスを検出(東京都環境局) | ScanNetSecurity
2024.05.07(火)

江東区で回収された死亡野鳥からA型インフルエンザウイルスを検出(東京都環境局)

 東京都環境局は11月17日、江東区で回収された死亡野鳥からA型インフルエンザウイルスを検出したと発表。これを受け、環境省は発生地周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定、野鳥の監視を強化する。

脆弱性と脅威 脅威動向
環境省、対応レベル及び野鳥監視重点区域について
環境省、対応レベル及び野鳥監視重点区域について 全 3 枚 拡大写真
 東京都環境局は11月17日、江東区で回収された死亡野鳥からA型インフルエンザウイルスを検出したと発表。これを受け、環境省は発生地周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定、野鳥の監視を強化する。

 回収されたのは、渡り鳥のホシハジロ1体。13日に死体が回収され、簡易検査を実施したところ陰性と判明。その後、国立環境研究所が遺伝子検査を実施したところA型インフルエンザウイルス遺伝子陽性と判明した。

 現時点では、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではないという。今後高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査が行われ、約1週間ほどで検査結果が判明する。高病原性鳥インフルエンザウイルスが確定した場合には、野鳥緊急調査チームを派遣される予定だ。

 環境省によると、鳥インフルエンザウイルスは、通常では人には感染しないという。死亡野鳥に素手で触らない、野鳥のいる公園などに行った際は靴で糞を踏まないなど、注意するよう呼びかけている。

東京都江東区の渡り鳥からA型インフルエンザウイルス検出

《湯浅大資@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  3. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  4. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  5. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  6. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  7. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  8. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  9. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

  10. サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

    サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

ランキングをもっと見る