「旧型」WireLurker は、Windows から i デバイスへの進出に挑戦し、失敗していた~マルウェアの進化:どのようにして新型は Apple に侵入したのか(The Register) | ScanNetSecurity
2024.04.29(月)

「旧型」WireLurker は、Windows から i デバイスへの進出に挑戦し、失敗していた~マルウェアの進化:どのようにして新型は Apple に侵入したのか(The Register)

「WireLurker は、(Apple のエンタープライズ配布のプログラムを悪用することが)いかに『もはや理論上の危険性ではなく、現実に見られる活動的な脅威』となっているのかを示す一例である」

国際 TheRegister
Mac OS X のシステムに感染し、そこから Apple の iOS デバイス上への拡散を可能とする、新しく発見されたマルウェア WireLurker の古いバージョンは、かつて Microsoft Windows を標的としていたことが判明した。

WireLurker はジェイルブレイクしていない iPhone と iPad を攻撃することを可能とし、「そういったデバイスはマルウェアの脅威を実質的に免れる」という常識を覆した最初のマルウェアである。

WireLurker に関する警告を最初に発した Palo Alto Networks は、中国の iPhone ユーザー、およびタブレットユーザーたちの間で、そのマルウェアが実際に感染している様子が見られたと語った。

その後、セキュリティダッシュボードベンダー AlienVault Labs の研究員 Jaime Blasco が、「WireLurker の C&C サーバのアドレスが含まれた Windows の実行ファイル」を発見した。そのサンプルは Palo Alto に渡され、そして Palo Alto が分析した結果、それが WireLurker の古いバージョンであることが確認された。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  3. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  4. 編集長対談:世界で最も安全なバグバウンティ、クラウドソーシングでサイバー攻撃に競争原理を ~ Synack 三好 一久

    編集長対談:世界で最も安全なバグバウンティ、クラウドソーシングでサイバー攻撃に競争原理を ~ Synack 三好 一久PR

  5. GROWI に複数の脆弱性

    GROWI に複数の脆弱性

  6. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  7. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

  8. 重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

    重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

  9. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

  10. スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談

    スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談PR

ランキングをもっと見る