鵜飼裕司の Black Hat Europe 2014 レポート (2) 注目発表
「スマートメーターの実機のフラッシュメモリや PROM (Programmable ROM) からデータを抜いて解析し、機能を推定したという発表です。リバースエンジニアリングの詳しいやり方を説明したり、その実演もありました。」
特集
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●スマートメーターのセキュリティは欧州を他山の石に
LIGHTS OFF! THE DARKNESS OF THE SMART METERS
スマートメーター関連はヨーロッパでは何年も前からホットトピックになっていますが、やはり簡単に手に入ってしまい、おもちゃにできるというのはポイントです。3~4年前から解析が進み、様々な脆弱性の発見が続いていて、今回の Black Hat Europe 2014 でも発表されていました。
この発表は、スマートメーターの実機のフラッシュメモリや PROM (Programmable ROM) からデータを抜いて解析し、機能を推定したという発表です。、スマートメータに対するリバースエンジニアリングの詳しいやり方を説明したり、その実演もありました…
●解析進む USB のデバイスドライバ、新しい攻撃目標に
DON'T TRUST YOUR USB! HOW TO FIND BUGS IN USB DEVICE DRIVERS
● ATM のパケット盗聴、日本国内の危険性は低い
HACK YOUR ATM WITH FRIEND'S RASPBERRY.PY
●組み込み機器の脆弱性調査の自動化
FIRMWARE.RE: FIRMWARE UNPACKING, ANALYSIS AND VULNERABILITY-DISCOVERY AS A SERVICE
●過去8年の仮想環境における脆弱性と攻撃ベクタのレビュー
LESSONS LEARNED FROM EIGHT YEARS OF BREAKING HYPERVISORS
●Android 端末の開発現場に便利なツール「Iron Crow」
ANDROID KERNEL AND OS SECURITY ASSESSMENT WITH IRON CROW
※本記事は本日配信のScan有料版に全文を掲載しました
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》
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