管理プラットフォームソフトウェア「Zenoss Core」に複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

管理プラットフォームソフトウェア「Zenoss Core」に複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Zenossが提供する、アプリケーションやサーバ、ネットワークなどの管理プラットフォームソフトウェア「Zenoss Core」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
脆弱性の一覧
脆弱性の一覧 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月8日、Zenossが提供する、アプリケーションやサーバ、ネットワークなどの管理プラットフォームソフトウェア「Zenoss Core」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは8.5。

「Zenoss Core 4.2.4 およびそれ以前」には、複数の脆弱性が存在する。想定される影響は各脆弱性により異なるが、脅威の高い脆弱性(CVE-2014-6261およびCVE-2014-9246)が悪用された場合、リモートの攻撃者による任意のコード実行および任意のパッケージのインストールが行われ、Zenoss Coreを運用しているシステムを完全に乗っ取られる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

    セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

  3. 病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

    病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

  4. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  5. 患者 19 名の個人情報掲載 ~ 公立病院向け月刊雑誌

    患者 19 名の個人情報掲載 ~ 公立病院向け月刊雑誌

ランキングをもっと見る
PageTop