3社の協業により、日本独自のセキュリティ対策サービスを提供へ(NTT.Com、日本マイクロソフト、FFRI)
NTT Com、日本マイクロソフト、FFRIは、3社協業により標的型攻撃やゼロデイ攻撃などに対する日本独自のセキュリティ対策サービス「Zero day Attack Protection」(仮称)を開発・提供すると発表した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス

本サービスは、アンチウイルスのパターンファイルやIPSのシグネチャなど、既存対策では防げない未知の脅威に対して、マイクロソフトが海外の政府機関などへの提供で培った脅威分析技術と、FFRIのゼロデイ攻撃検出技術を、NTT Comのセキュリティサービス基盤へ統合・相互連携することにより、日本独自のセキュリティ対策サービスとして提供するもの。
本サービスでは、クライアントPCのOS上だけでなく、カーネルモードへの攻撃も検出されるため、APT攻撃などの非常に高度な攻撃にも対応する。検出した攻撃やプログラムの情報は、専門のセキュリティアナリストが分析し、セキュリティ脅威と判断された場合は攻撃情報をブラックリストとしてクライアントPCやセキュリティゲートウェイに配信し、以降の類似脅威をブロックする。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/
関連リンク
特集
アクセスランキング
-
つるぎ町立半田病院「コンピュータウイルス感染事案有識者会議調査報告書」を公開
-
「Webシステム/Webアプリケーションセキュリティ要件書 Ver.4.0」を公開、多要素認証やパスワード等更新
-
DMARC導入企業が半数近くに、猛威振るうあのマルウェアが普及加速の一因か?PR
-
Microsoft Edge の IE モードについて公式が解説
-
また上野宣が社外取締役、GSX選任
-
尼崎市全市民の住民基本台帳を記録したUSBメモリ、再々委託先が紛失
-
市民インフラが標的になるイスラエル、サイバー攻撃の「前科」
-
MSDTの脆弱性(CVE-2022-30190、Follina)を悪用したWordファイルについて検証
-
障害者就労支援などを行うLITALICOにランサムウェア攻撃、業務遂行には支障なし
-
コンサル契約にもとづき提供した秘密情報が漏えい