都内におけるインフルエンザ「流行警報」を発表、1999年以来もっとも早い流行(東京都) | ScanNetSecurity
2024.05.09(木)

都内におけるインフルエンザ「流行警報」を発表、1999年以来もっとも早い流行(東京都)

 東京都は1月7日、都内におけるインフルエンザ「流行警報」を発表。患者報告数が昨年第52週(12月22~28日)に流行警報基準を超えたことによるもの。1999年の感染症法に基づく調査開始以来、もっとも早い流行だという。

脆弱性と脅威 脅威動向
保健所別患者報告数
保健所別患者報告数 全 6 枚 拡大写真
 東京都は1月7日、都内におけるインフルエンザ「流行警報」を発表。患者報告数が昨年第52週(12月22~28日)に流行警報基準を超えたことによるもの。1999年の感染症法に基づく調査開始以来、もっとも早い流行だという。

 東京都の流行警報基準は、感染症発生動向調査による定点報告において、30人/定点(週)を超えた保健所の管内人口の合計が都内人口全体の30%を超えた場合としている。今シーズン(2014年9月1日以降)は第52週での警報となり、1999年の感染症法に基づく調査開始以来もっとも早い流行だという(新型インフルエンザが流行した2009年を除く)。

 都内のインフルエンザ定点医療機関(419か所)からの、2014年第52週の定点あたり患者報告数(都内全体平均)は32.9人。30人を超えた保健所は都内31か所中14か所で、管内人口の合計は東京都全体の62.34%になる。また、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、2014年12月28日までで1,029件報告されている。都内の今シーズンのインフルエンザウィルスの検出状況は、AH3型が96%、B型が4%だという。

 なお、インフルエンザに関する最新情報は「東京都感染症情報センター」のWebサイトで確認できる。予防や治療のポイント、関連情報サイトなどを紹介し注意を呼びかけている。

【インフルエンザ14-15】東京都がインフルエンザ「流行警報」を発表

《荻田和子@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  8. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  9. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

  10. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

ランキングをもっと見る