データロスとダウンタイムによる損失、日本の企業では約2億1,900万円に(EMCジャパン) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

データロスとダウンタイムによる損失、日本の企業では約2億1,900万円に(EMCジャパン)

EMCジャパンは、世界のデータ保護に関する調査「EMC Global Data Protection Index」の最新の結果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
EMCジャパンによる発表
EMCジャパンによる発表 全 1 枚 拡大写真
EMCジャパン株式会社は1月23日、世界のデータ保護に関する調査「EMC Global Data Protection Index」の最新の結果を発表した。調査結果によると、過去1年間で国内企業における1社あたりのデータロスとダウンタイムにより生じた損失が、約2億1,900万円に上ることが明らかになった。2012年以降、世界のデータロスは400%の割合で増加しているが、国内の企業・組織の91%(全世界:71%)が、いまだに問題発生後の復旧に自信がないと回答しているという。

また、ビッグデータ、モバイル、ハイブリッドクラウドといった新しいテクノロジーへの災害復旧プランがない企業は全体の約3分の2(66%)で、これらのテクノロジーのプランを確立している企業は、わずか6%であった。データ保護の「Leaders(先進的)」にランクされる企業は3%のみで、5%が「Adopters(導入済み)」、残る92%は下位2つのカテゴリにランクされている。3社以上のベンダからデータ保護ソリューションを導入している企業におけるデータロスは、単一ベンダのみを利用している企業の27倍であることも判明している。なお、2014年の国内企業における平均データロスは4.62TB(2012年は624GB)であった。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop