指紋認証とは次元が異なるレベルでの個人認証が可能な指静脈認証ユニットを展示(mofiria)
mofiria(モフィリア)は、21~23日にパシフィコ横浜で開催されたショッピングセンター(SC)業界向けの商談展示会「SCビジネスフェア」にて、「指静脈認証ユニット」を展示した。
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mofiriaはソニーから独立し、セキュリティ事業を中核としている企業で、現在は、高精度の認証が行える技術として注目を集める指静脈認証技術に力を入れている。海外でもmofiriaの指静脈認証技術は普及し始めており、トルコ共和国の病院では保険証など一切不要で個人認証ができる仕組みとして既に導入されている。
同社の静脈認証は、LEDから発光された近赤外光が指静脈を投影、散乱光をCMOSセンサーで撮像する反射散乱方式。表皮の傷などにほとんど影響を受けず、ある程度の年齢まで成長した後は経年による影響も少ないため、指紋認証などとは次元が異なるレベルでの個人認証が可能とのこと。
リチウムイオンバッテリーを搭載し、ワイヤレスで認証を行う。Windows/linux/Mac/Androidに対応したSDKが用意されている。
指の表皮の傷などの影響を受けない「指静脈認証ユニット」展示
《小菅@RBB TODAY》
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