ゲーム「Octopus City Blues」のSteam Greenlightページが偽装されマルウェアが仕込まれる | ScanNetSecurity
2026.11.05(木)

ゲーム「Octopus City Blues」のSteam Greenlightページが偽装されマルウェアが仕込まれる

Ghost in a Bottleが制作するサイケデリックアドベンチャーゲームの『Octopus City Blues』が、マルウェアの隠れ蓑として先週末に利用されていたことが判明しました。

脆弱性と脅威 脅威動向
【注意】マルウェアを仕込んだ偽のSteam Greenlightページ作成事例が複数報告
【注意】マルウェアを仕込んだ偽のSteam Greenlightページ作成事例が複数報告 全 1 枚 拡大写真
何者かがSteam Greenlightページを偽装し、その中にマルウェアや悪質な実行ファイルのダウンロードリンクを仕込ませるという事例が複数報告されていることが、海外メディアの報道から明らかになりました。

被害を受けたのはGhost in a Bottleが制作するサイケデリックアドベンチャーゲームの『Octopus City Blues』。ゲームタイトルの名前、説明文、スクリーンショットなど全ての情報が丸ごと転載され、ダウンロード先のリンクをマルウェアに変更したページが制作されており、バージョンアップされたデモに見せかけられていたとのこと。隠れ蓑とされたタイトルのものをそのまま全て利用しており、今回のケースではデベロッパーのアイコンが少し異なっていただけとしています(当該のページは既にValveに削除されています)。

「デベロッパーが即座にValveに通報し、ファンに対しても通報をするよう呼びかけたものの、偽ページに注意を促すコメントがいくつか投稿されるまでValveは削除しなかった」とデベロッパーは米KotakuにEメールで答えています。正規版との大きな違いはダウンロードリンクがマルウェアをダウンロードさせるサイトになっているということのみ。

同様にHellconXが制作する『Garlock Online』がパブリックベータテストの宣伝に見せかけたマルウェアがSteam Workshopにアップロードされる、XD Studiosが制作する『Street Fist 2』のデモ版が外部アップローダーにアップロードされるも「偽物のため無視して欲しい」という告知がデベロッパーから出されるなど、類似した様々な事件が発生しています。

3月にもSteam Greenlightで同じ内容のページが作成され「ベータバージョンはこちら」という文章とリンクが貼られたものがあったと、Polygonでも取り上げられています。この場合は、偽ページを作ったユーザーが登録費用の100ドルを支払ったということになりますが…。

Steamでインディーゲームやユーザーが制作したMODなどが気軽にダウンロード可能になりましたが、今後はダウンロードをする前に、問題のないファイルかどうかを確かめなければならないのかもしれません。ValveのSteam Greenlightにおける投稿方法も、ユーザーやデベロッパー側からの意見や要望を取り入れたものに早急に変更することが望まれます。

【注意】マルウェアを仕込んだ偽のSteam Greenlightページ作成事例が複数報告

《kuma》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 松屋公式アプリに不正アクセス 会員情報等が漏えい

    松屋公式アプリに不正アクセス 会員情報等が漏えい

  2. WordPress バージョン 6 系および 7 系における遠隔からの任意のコード実行が可能となる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

    WordPress バージョン 6 系および 7 系における遠隔からの任意のコード実行が可能となる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

  3. 再開を断念 PHPの重大脆弱性受け「くみあいアプリ」がサービス終了

    再開を断念 PHPの重大脆弱性受け「くみあいアプリ」がサービス終了

  4. 「MUJIアプリ」で最大 約2,726万件の顧客情報が流出した可能性

    「MUJIアプリ」で最大 約2,726万件の顧客情報が流出した可能性

  5. 東京都水道局で個人情報を含む外付けHDD4台が施錠されたキャビネットから紛失

    東京都水道局で個人情報を含む外付けHDD4台が施錠されたキャビネットから紛失

ランキングをもっと見る
PageTop