SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析(NICT) | ScanNetSecurity
2026.10.27(火)

SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析(NICT)

 情報通信研究機構(NICT)は8日、SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析できる、“対災害SNS情報分析システム”「DISAANA(ディサーナ)」のリアルタイム版サイトを試験公開した。

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 情報通信研究機構(NICT)は8日、SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析できる、“対災害SNS情報分析システム”「DISAANA(ディサーナ)」のリアルタイム版サイトを試験公開した。

 「DISAANA」(DISAster information ANAlyzer)は、「大雪が降っているのはどこ?」「孤立しているのはどこ?」「京都で交通事故が発生しているのはどこ?」といった普通の文章で質問することで、Twitterに投稿された情報を分析し、回答候補を表示できるシステムだ。一般利用者でも、今起きている災害の情報を、簡単に入手できるという。システムは、パソコンのWebブラウザ、スマートフォン等から利用可能。

 NICTの耐災害ICT研究センターおよびユニバーサルコミュニケーション研究所が開発。東日本大震災の経験を踏まえ、SNS上に存在する有用な災害情報を迅速に分析し、被災者/救援活動者双方に有用な情報を提供することを目的としている。昨年11月には、東日本大震災直後の1か月間の日本語の全投稿(ツイート)約6.5億件を対象とした試験も行われている。

 たとえば、大雪に関する情報を取得するために、「どこで大雪が発生していますか?」「どこで孤立していますか?」という質問を入力すると、さまざまな表現の違いを考慮して回答候補を幅広く抽出し、また、それを地図上あるいはカテゴリ別にリストとして表示する。分析結果は最長4日間保持される。スマートフォンでは、パソコン版と同様の機能に加え、GPS情報が利用可能な場合、現在地周辺の災害関連情報をボタン1つで抽出して表示できる。

 さらに、「デマ」との指摘、矛盾する情報がある回答候補には、特別に「矛盾情報あり」というマークを付与して表示。オリジナルツイートを確認することで、信憑性を把握できるようになっている。

誰でもSNSの災害情報をリアルタイム検索できる「DISAANA」が試験公開

《冨岡晶@RBB TODAY》

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