SSDPによるDDoS攻撃が増加、将来的な懸念も指摘--四半期レポート(アカマイ)
アカマイは、2015年第1四半期「インターネットの現状」レポートを発表した。DDoS攻撃の増加傾向が加速している。
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一方で、100Gbpsを超える大規模攻撃も8件あり、最大の攻撃は170Gbpsを記録した。前四半期より1件少ないものの、1年前には観測されない攻撃が発生している。ベクトルの変化では、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)による攻撃が20%を占めた。SSDPは、ネットワーク上で機器同士が相互に認識し通信を確立して稼動を調整できるようするために、何百万もの家庭用、オフィス用機器でデフォルトの状態で有効になっている。これらがリフレクタとして利用されかねない点も指摘している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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