HDD/SSDのファームウェアを改変するモジュールを確認--四半期レポート(マカフィー)
マカフィーは、2015年第1四半期の脅威レポートを発表した。
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Equation Groupによる攻撃で特徴的なものとして、HDDとSSDのファームウェアを改変するモジュールの存在を挙げている。ファームウェアが改変されたHDD/SSDはシステムの起動時にマルウェアを読み込むため、ドライブのフォーマットやOSの再インストールを行っても駆除できない。また、ドライブが感染すると、改変されたファームウェアと関連マルウェアがセキュリティ ソフトウェアで検出されることもない。
ランサムウェアでは、CTB-Lockerファミリに続き、CryptoWall、TorrentLockerの新しいバージョンが出現し、BandarChorが急増した。また、第1四半期には新しいファミリであるTeslacryptが確認されている。ランサムウェアが使用するフィッシング詐欺メールも巧妙に細工されたものが目立っているという。Adobe Flashについては、その機能、脆弱性とエクスプロイト、悪用の方法、Flashを狙うエクスプロイトから組織を守る方法について解説している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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