銀行取引用のスマホアプリにトランザクション認証機能を搭載、インターネットバンキングによる不正送金を防止(じぶん銀行) | ScanNetSecurity
2025.10.13(月)

銀行取引用のスマホアプリにトランザクション認証機能を搭載、インターネットバンキングによる不正送金を防止(じぶん銀行)

 じぶん銀行は14日、インターネットバンキングによる不正送金被害を防止する「スマホ認証サービス」を、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において提供開始した。Android向けは同日より開始、iPhone向けは近日中にサービスを開始する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
トランザクション認証機能を組込んだ銀行取引アプリのメニュー一覧
トランザクション認証機能を組込んだ銀行取引アプリのメニュー一覧 全 4 枚 拡大写真
 じぶん銀行は14日、インターネットバンキングによる不正送金被害を防止する「スマホ認証サービス」を、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において提供開始した。Android向けは同日より開始、iPhone向けは近日中にサービスを開始する。

 「トランザクション認証」とは、暗号化された取引(トランザクション)データの一部(口座番号、金額等)からワンタイムパスワードを生成し、認証に用いることで、取引内容が改ざんされていないか検証できる技術。これにより、第三者の成りすましや、送金先を書換えるなどの不正な送金を防止できる。なお、銀行取引用のスマホアプリに、トランザクション認証機能が組み込まれるのは日本の銀行では初とのこと。

 「スマホ認証」では、取引確定前にアプリに取引内容を表示、承認した取引だけを実行する。なお「スマホ認証」は、パソコンからの取引でも利用可能。パソコンからの取引の場合、スマートフォンとパソコンの2経路認証となる。

 「スマホ認証」は、じぶん銀行のインターネットバンキングから申込み可能。24時間対応の自動応答電話による本人確認の後、すぐに利用できる。

じぶん銀行、スマホアプリに不正送金防止機能を搭載

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

    古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

  2. 日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

    日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

  3. 竹内製作所の連結子会社にランサムウェア攻撃、サーバに保管されている一部のファイルが暗号化

    竹内製作所の連結子会社にランサムウェア攻撃、サーバに保管されている一部のファイルが暗号化

  4. 銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

    銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

  5. アサヒグループホールディングスにランサムウェア攻撃、情報漏えいの可能性を示す痕跡を確認

    アサヒグループホールディングスにランサムウェア攻撃、情報漏えいの可能性を示す痕跡を確認

ランキングをもっと見る
PageTop