パスワード化されていない個人情報を検出し暗号化(レピカ) | ScanNetSecurity
2025.12.21(日)

パスワード化されていない個人情報を検出し暗号化(レピカ)

 個人情報検出ソフト「P-Pointer(ピーポインター)」を展開するレピカは17日、ファイル暗号化システム「DataClasys(データクレシス)」を提供するネスコと提携し、情報漏えい対策ソリューションを提供していくことを発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
P-Pointerで検出された個人情報を含むファイルを特定のフォルダに移動させ、DataClasysが自動でファイルを暗号化するといったソリューションになる(画像はプレスリリースより)
P-Pointerで検出された個人情報を含むファイルを特定のフォルダに移動させ、DataClasysが自動でファイルを暗号化するといったソリューションになる(画像はプレスリリースより) 全 2 枚 拡大写真
 個人情報検出ソフト「P-Pointer(ピーポインター)」を展開するレピカは17日、ファイル暗号化システム「DataClasys(データクレシス)」を提供するネスコと提携し、情報漏えい対策ソリューションを提供していくことを発表した。

 昨今、企業からの個人情報流出がたびたび問題になってきたが、本ソリューションは、万が一漏洩するような事態に見舞われた場合にもデータを暗号化しておくことで悪用されることを防ぐことを目的としている。

 企業はこれまで、自社のパソコンやサーバで管理する個人情報にパスワードを付けたり、暗号化したり、アクセス制限するといった社内ルールを設けることで情報漏洩に備えてきたが、実際には徹底することがなかなか難しい現状があった。 

 本ソリューションは、まずレピカの個人情報検出ソフト「P-Pointer」で、パソコンや共有サーバ内にあるパスワード化されていない個人情報を検出。そして検出されたパスワード化されていない個人情報に対してネスコのファイル暗号化システム「DataClasys」が暗号化する。権限者のみ暗号化されたままファイルを開いて操作することを許可され、第三者は閲覧・更新はもちろんのこと、印刷、スクリーンショット、メール添付などが行えない仕組みだ。

個人情報検出ソフトとファイル暗号化システムを連携……情報漏えい対策ソリューションを提供

《小菅@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

  2. 能動的サイバー防御関連法案と日本の役割の変化ほか ~ NTTデータグループ「サイバーセキュリティに関するグローバル動向四半期レポート(2025 Q1)」

    能動的サイバー防御関連法案と日本の役割の変化ほか ~ NTTデータグループ「サイバーセキュリティに関するグローバル動向四半期レポート(2025 Q1)」

  3. Pep Up への不正アクセス、リスト攻撃とメールアドレスに生年月日記載でメールによる 2 段階認証突破された侵害事例

    Pep Up への不正アクセス、リスト攻撃とメールアドレスに生年月日記載でメールによる 2 段階認証突破された侵害事例

  4. アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

    アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

  5. STNet のネットワークに不正アクセス、利用者の個人情報等が漏えいした可能性

    STNet のネットワークに不正アクセス、利用者の個人情報等が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop