日本の複数組織への標的型攻撃は中国「Red Apollo」、いまだ継続中(プライスウォーターハウスクーパース) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.08.20(火)

日本の複数組織への標的型攻撃は中国「Red Apollo」、いまだ継続中(プライスウォーターハウスクーパース)

PwCは、日本国内における複数の企業・組織を標的としたAPTグループの活動を観測したとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
DNSシンクホールによる観測イメージ
DNSシンクホールによる観測イメージ 全 2 枚 拡大写真
プライスウォーターハウスクーパース株式会社(PwC)は7月2日、日本国内における複数の企業・組織を標的としたAPTグループの活動を観測したとして、注意喚起を発表した。これは、同社のサイバー攻撃の観測・分析活動を行っている専門チーム「スレットリサーチラボ」が観測したもの。特に2015年5月頃から「政府・官公庁、特定団体・機構、金融、航空、自動車、エネルギー企業」などの多数の国内組織からDNSシンクホールへ継続的な通信などを観測したという。

この5月から6月にかけて、国内で標的型攻撃による被害が多数発覚しているが、それら以外にも水面下でAPTグループによる攻撃が行われている可能性があるとしている。同ラボでは、今回の分析結果をもとに直接もしくは第三者機関を通じて、被害組織へ情報提供を行ったという。また、攻撃パターンの分析から、中国の2つのAPTグループからの攻撃であることを確認し、同社ではこれらのグループを「Red Apollo」および「Red Wave」と命名。観測したアクセスの約9割は「Red Apollo」からの攻撃であることも判明している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 「BIG-IP」に重大な脆弱性、関連情報を紹介(エフセキュア)

    「BIG-IP」に重大な脆弱性、関連情報を紹介(エフセキュア)

  2. シンガポール子会社に不正アクセス、顧客情報が流出(みずほ銀行)

    シンガポール子会社に不正アクセス、顧客情報が流出(みずほ銀行)

  3. メール誤送信、添付ファイルサイズ制限で「安心一斉送信システム」使用できず(大阪府)

    メール誤送信、添付ファイルサイズ制限で「安心一斉送信システム」使用できず(大阪府)

  4. 毎年アンチウイルスを更新する「攻め」のセキュリティグループはなぜ、CrowdStrike の EDR を選定したか

    毎年アンチウイルスを更新する「攻め」のセキュリティグループはなぜ、CrowdStrike の EDR を選定したかPR

  5. 3,411件患者個人情報流出、データ匿名化するも運用の繁雑さから形骸化(横浜市立大学)

    3,411件患者個人情報流出、データ匿名化するも運用の繁雑さから形骸化(横浜市立大学)

  6. 顧客情報ファイル誤送信、再発防止としてシステム導入決定(ボルボ・カー・ジャパン)

    顧客情報ファイル誤送信、再発防止としてシステム導入決定(ボルボ・カー・ジャパン)

  7. Apache HTTP Web Server 2.4系アップデート、複数の脆弱性に対応(JVN)

    Apache HTTP Web Server 2.4系アップデート、複数の脆弱性に対応(JVN)

  8. 繁忙期のため管理不徹底「国民健康保険関係届」紛失(大阪市)

    繁忙期のため管理不徹底「国民健康保険関係届」紛失(大阪市)

  9. マイクロソフトが月例セキュリティ情報を公開、10製品を更新(IPA、JPCERT/CC)

    マイクロソフトが月例セキュリティ情報を公開、10製品を更新(IPA、JPCERT/CC)

  10. HTTP/2実装に、DoS攻撃を受ける複数の問題(JVN)

    HTTP/2実装に、DoS攻撃を受ける複数の問題(JVN)

ランキングをもっと見る