特権ユーザの操作の管理で内部犯行を防止するSaaS型IT運用基盤サービス(富士通SSL) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

特権ユーザの操作の管理で内部犯行を防止するSaaS型IT運用基盤サービス(富士通SSL)

富士通SSLは、SaaS型IT運用基盤サービス「Vistara」を同日より販売開始した。

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「Vistara」の構成イメージ
「Vistara」の構成イメージ 全 1 枚 拡大写真
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は8月10日、SaaS型IT運用基盤サービス「Vistara」を同日より販売開始したと発表した。同サービスは、サーバやネットワーク機器に対する操作証跡の取得をはじめ、一時的に利用可能なユーザアカウントの発行やアクセス制御など、特権ユーザによる操作を効果的かつ効率的に管理できるサービス。管理対象機器に対して「誰が・いつ・何に・何をした」という操作履歴を動画とテキストですべて記録するため、作業内容の追跡が可能となり、内部犯行の防止に有効となる。

同サービスはオンプレミスに加え、プライベートクラウドやパブリッククラウド環境にも対応しており、環境の違いに左右されることなく、すべての対象機器を「Vistara」の画面から一括管理できる。対象機器のパッチ状況の一括管理も可能だ。また月額サービスのため、少数のサーバを対象としたスモールスタートが可能で、初期投資を抑えることができる。販売価格(参考価格)は、月額84,000円から(税別)。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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