災害発生時の避難誘導に利用可能なスマートフォン遠隔放送システム「スマ放」のデモ展示(クェスタ) | ScanNetSecurity
2026.03.03(火)

災害発生時の避難誘導に利用可能なスマートフォン遠隔放送システム「スマ放」のデモ展示(クェスタ)

クェスタは東京ビッグサイトで2日まで開催されていた展示会「IT pro EXPO 2015」にて、スマートフォン遠隔放送システム「スマ放」のデモ展示を行った。

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「スマ放」の「ステーション」ユニット。ソラーパネル、スピーカー、スマートフォンで構成されている(撮影:防犯システム取材班)
「スマ放」の「ステーション」ユニット。ソラーパネル、スピーカー、スマートフォンで構成されている(撮影:防犯システム取材班) 全 4 枚 拡大写真
 クェスタは東京ビッグサイトで2日まで開催されていた展示会「IT pro EXPO 2015」にて、スマートフォン遠隔放送システム「スマ放」のデモ展示を行った。

 2011年3月11日の東日本大震災では、南三陸町の女性職員が津波が押し寄せる直前まで防災対策庁舎に残り、避難誘導放送を行ったために、命を落としてしまった。このことを契機に、防災行政無線や避難誘導放送の運用方法の課題が明らかになり、再発防止のためにさまざまなメーカーが、遠隔地からでも避難誘導放送が行えるシステムを世に出している。

 「スマ放」もそうした経緯で着想されたシステムの1つで、「ステーション」と名付けられた現地に設置するユニット部と、マイク&コントローラ代わりになる専用アプリをインストールしたスマートフォンで構成されている。

 ステーションは、ソーラーパネルとスピーカー、カメラ(スマートフォンのインサイドカメラを使用)が搭載されており、運用時には、専用アプリをインストールしたスマホから、ステーションのスピーカーに対して音声を送ったり、ステーションに搭載されたカメラの映像の確認するといった機能を有する。

 例えば、避難誘導放送を行いたい時には、アプリを起動させた手元のスマホ端末をマイクのように使い、伝えるべき内容をしゃべるだけ。アプリから、サイレンやチャイムを鳴らしたり、オリジナル音源などを事前に登録して、流すこともできる。

 また、「ステーション」にはカメラが搭載されているので、現地の様子を映像で確認することもでき、侵入者や不審者が確認した場合には、マイクを使って警告や注意を行うといった利用法も可能。それ以外にも、台風や大雨の際に、遠隔地から現場の様子を確認するといった使い方もアリだ。

 想定する利用シーンとしては、主に工事現場や建設現場など。地震などの災害発生時や何らかの事故発生時に作業員の避難誘導に使ったり、遠隔地から現場に対して日常の作業指示をしたりすることができる。

 同システムは、2015年秋頃に発売が予定されているとのこと。

スマホで避難誘導放送と映像確認ができる……遠隔放送システム「スマ放」

《防犯システム取材班@RBB TODAY》

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