匿名化ネットワーク「Tor」を利用する市民の正体を暴くという、ロシア政府の計画が暗礁に乗り上げた。その業務を請け負っていた企業が、契約から逃れようとしているためだ。
ロシア内務省は 2014 年 7 月、「匿名化ネットワーク Tor のユーザーおよびユーザー機器に関する技術的な情報を得られる可能性の調査」のために、契約企業を募集する公告を行った。そこで提示された価格は 390万ルーブル(59,000ドル、38,700ポンド/編集部注:約 760 万円)だった。
ロシア内務省は 2014 年 7 月、「匿名化ネットワーク Tor のユーザーおよびユーザー機器に関する技術的な情報を得られる可能性の調査」のために、契約企業を募集する公告を行った。そこで提示された価格は 390万ルーブル(59,000ドル、38,700ポンド/編集部注:約 760 万円)だった。