「Apache ACCライブラリ」に任意のJavaコードを実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、「Apache Commons Collections(ACC)ライブラリ」のデシリアライズ処理に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「ACCライブラリを直接使用しているJavaアプリケーション」「クラスパス指定でアクセスできる範囲にACCライブラリを設置しているJavaアプリケーション」には、デシリアライズ処理が原因で脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、任意のJavaコードを実行される可能性がある。JVNでは、ファイアウォールやファイルシステムのアクセス制御を活用すること、アプリケーションの設計を見直すこと、信頼できない相手からのデータをデシリアライズしないことなどのワークアラウンドによって、本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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