デル製PCやタブレットのサポート機能が原因で情報漏えいの可能性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、デル製のPCやタブレットにインストールされる遠隔サポート用のコンポーネント「DFS」および、ユーザ権限で Dell のサポートサイトと連携して動作するアプリケーション「DSD」が原因で機密情報が漏えいする可能性があると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「DFS」および「DSD」は、ルート証明書と秘密鍵をインストールする。攻撃syは信頼された証明書を作成することで、これらがインストールされたWindows PCやタブレットなどでユーザになりすましたり、中間者(man-in-the-middle)攻撃により、通信内容を解読したりすることが可能となる。結果として、機密情報が漏えいする可能性がある。対策方法として、Windowsの証明書MMCスナップイン(certmgr.msc)を使用して証明書を「信頼されていない証明書」に移動することを勧めている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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