BIND 9.xに、DNSサービスが停止する複数の脆弱性(JPRS)
JPRSは、BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について緊急の注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
本脆弱性により、DNSサービスの停止が発生する可能性がある。また、攻撃はリモートからも行える。JPRSでは解決策として、本脆弱性を修正したパッチバージョン(BIND 9.10.3-P2/9.9.8-P2)への更新、あるいは各ディストリビューションベンダからリリースされる更新の適用を、速やかに実施することを挙げている。また、9.10系列:9.10.3~9.10.3-P1、および9.9系列:9.9.8~9.9.8-P1のBIND 9にも、実装上の不具合によりnamedに対する外部からのDoS攻撃が可能となる脆弱性(CVE-2015-8461)が存在する。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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