「ISC DHCP」にDoSの脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ISCが提供する「DHCP」にDoSの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「DHCP version 4.0.x」「DHCP version 4.1.x」「DHCP version 4.2.x」「DHCP version 4.1-ESV から 4.1-ESV-R12 まで」「DHCP version 4.3.0 から 4.3.3 まで」には、IPv4 UDP lengthフィールドに不正な値を持つパケットを処理することで、DHCPサーバ、クライアントおよびリレーが異常終了する脆弱性(CVE-2015-8605)が存在する。この脆弱性が悪用されると、DoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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