メールセキュリティのクラウドサービスに「メール無害化オプション」追加(IIJ) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

メールセキュリティのクラウドサービスに「メール無害化オプション」追加(IIJ)

IIJは、「IIJセキュアMXサービス(セキュアMX)」の機能を拡充し、悪意あるメールを無害化する「メール無害化オプション」を10月1日より提供開始する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
メール無害化オプション概要図
メール無害化オプション概要図 全 1 枚 拡大写真
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は8月10日、「IIJセキュアMXサービス(セキュアMX)」の機能を拡充し、悪意あるメールを無害化する「メール無害化オプション」を10月1日より提供開始すると発表した。特に自治体において、インターネット経由のメールをLGWANに取り込む場合に、添付ファイルの削除など、無害化されたメールのみとすることを提言した「自治体情報システム強靭性向上モデル」への対策に有効なサービスとなるとしている。

セキュアMXは、企業のメールシステムに必要なセキュリティ機能をクラウド型で提供するサービス。新オプションでは、受信メールを複製し、添付ファイル付きメールやHTMLメールについては、複製したメールに対して「添付ファイルの削除」「HTMLメールのテキスト化」「URLリンクの無効化」を行い、無害化した上でLGWAN接続系メールサーバに配送する。オリジナルメールは、ユーザが用意する専用のメールボックスに配送、もしくはセキュアMXのメールボックスオプションを利用している場合は、セキュアMXのメールボックスに配送する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop