ランサムウェアの暗号化を検知し復旧する「ウイルスバスター」最新版(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.11.08(日)

ランサムウェアの暗号化を検知し復旧する「ウイルスバスター」最新版(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、個人向けの総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版を発表した。

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トレンドマイクロの取締役副社長である大三川彰彦氏
トレンドマイクロの取締役副社長である大三川彰彦氏 全 7 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は8月31日、個人向けの総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版を発表した。オンライン販売は9月1日より、店頭販売は9月8日より開始される。同社では今後一年間で、「ウイルスバスター」シリーズで1,800万ユーザを目指すとしている。

発表において同社の取締役副社長である大三川彰彦氏は、ユーザ環境と脅威の変化について説明した。ユーザ環境では、スマートフォンの普及によって所有デバイスが変化し、インターネットの利用時間も幅広くなった。また、LINEの利用者数が日本の人口の約半数になるなどコミュニケーションツールも変化した。脅威については、ランサムウェアの被害が前年同期比で7.2倍になり、モバイルを狙う脅威が増加している。

こうした環境に変化に対し、ウイルスバスターの最新版では、「データに着目した保護」「モバイルユーザへのアプローチ強化」「サポ-ト提供機会の拡大」という新しいアプローチを行い、それぞれについて強化を行った。また、「ウイルスバスターは発売から25周年を迎え、多くのユーザに支えられてきた。最新版では『強さ』と『軽さ』、『安心』でユーザを守っていく」とした。

同社のプロダクトマーケティングマネージャーである木野剛志氏は、ウイルスバスターの最新版について紹介。最新版のラインアップは、マルチデバイス対応の総合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」(5,380円)、「ウイルスバスター クラウド+デジタルライフサポート プレミアム」(7,980円)、スマートフォン・タブレット向けセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」(3,065円)の基本3種類となり、1年版、3年版などが用意される(価格はダウンロード版の1年版、税込)。

木野氏は最新版の強化ポイントとして、ランサムウェア対策を挙げた。まず、不正な暗号化の監視と自動バックアップにより、未知のランサムウェアによる暗号化を検知し、暗号化されたファイルを元に戻すことを可能にした。また、事前に登録した重要なフォルダに正規のプログラム以外がアクセスすることを防止するようにした。

モバイル版では、LINEおよびWhatsAppのメッセージ上で不正なURLを送受信した際に警告を表示する「メッセンジャーセキュリティ」、および通信内容が盗み見されるリスクのあるWi-Fiに接続しようとしたときに警告を表示する「Wi-Fiチェッカー」を新たに搭載した。さらにサポート提供機会の拡大として、これまで9時から24時までであったサポートを24時間に拡張、サポートツールのMac対応も行った。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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