「BASP21」にメールヘッダインジェクションの脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ビーツーワンソフト・インコーポレイテッドが提供する、Windowsアプリケーションで使用する汎用コンポーネントである「BASP21」にメールヘッダインジェクションの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「BASP21」「BASP21 Pro」には、メールヘッダインジェクションの脆弱性(CVE-2007-1713)が存在する。この脆弱性が悪用されると、BASP21を使用して作成された、メールフォームなどのWebアプリケーションから送信されるメールのヘッダが、リモートの第三者に細工される可能性があり、結果として意図しないメールを送信させられたり、DoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》