[Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第1回 「失敗から学ぶ、SOC/CSIRTのあり方」 ISOG-J 阿部 慎司 氏
阿部 「失敗したなんてことは、普通は大っぴらには絶対に言えません。ビジネスが絡む場合は特にそうです。しかし、普通は皆さん語りたがらないところをあえて隠さず議論できるのが Internet Week です」
研修・セミナー・カンファレンス
セミナー・イベント

Internet Week 2016
https://internetweek.jp/
「Internet Week」は、毎年11月後半に、インターネットインフラについて40以上ものセッションが行われる、年1度の非商用イベントだ。インターネットやその基盤技術に関するエンジニアが集結し、最新動向を議論し、チュートリアルで学ぶことができる。
今回のInternet Week2016のテーマは「見抜く力を!」。セキュリティに限らず、何か課題が発生した時に、その課題の本質を的確に捉え、どういう対応が適切なのかを判断できる土壌を、Internet Weekで作っていきたい、という気持ちが込められているということだ。
今年は、会場を浅草橋の駅前ホール「ヒューリックホール&カンファレンス」に移したことで、面積が広くなり、1日券を導入できたとのこと。これは、セキュリティに関して技術者が知っておくべきことが広範囲化しているため、低廉な価格で1日中学べるように配慮され、設定されたということだ。また、今年からセキュリティ関連セッションは、(ISC)2が認定する情報セキュリティの国際資格であるCISSPホルダーが、CISSP維持のための「CPEクレジット」を貯められる対象の講座になった。
これから連載にて、このInternet Week 2016のセッションのうち、情報セキュリティに関する10セッションあまりを選んで、そのセッションの見どころ・意義・背景などを、各セッションのコーディネーターに語ってもらう。
1回目となる今回は、11月29日(火)16:15~18:45に行われるプログラム「失敗から学ぶ、SOC/CSIRTのあり方」について、日本セキュリティオペレーション事業者協会(ISOG-J)の阿部慎司氏に話を聞いた。
《ScanNetSecurity》
関連記事
-
Internet Week 2015 セキュリティセッション紹介 第2回「150分でわかるセキュリティ対応できる組織にする10のコツ」 についてISOG-Jの武智洋氏が語る
研修・セミナー・カンファレンス -
Internet Week 2015 セキュリティセッション紹介 第3回「CSIRT時代のSOCとのつき合い方 2015」についてデロイトの佐藤功陛氏が語る
研修・セミナー・カンファレンス -
企業内 CSIRT 構築の勘所、内製? or 外製?…RECRUIT-CSIRTの場合
研修・セミナー・カンファレンス -
デロイト流「なんちゃってCSIRT」再生3つのアプローチ
研修・セミナー・カンファレンス
この記事の写真
/
関連リンク
特集
アクセスランキング
-
富士通 FENICS のネットワーク機器での不正通信、東京海上日動火災保険のメールデータが流出した可能性
-
浄化槽システム開発委託先でノートPC紛失「高度なセキュリティで漏えいリスクはない」と公表遅れる
-
Azure AD おまえもか、クラウド オンプレ両参加のデバイスに潜む危険
-
富士通 FENICS のネットワーク機器での不正通信、岩崎通信機グループのメールデータが流出した可能性
-
サイバー攻撃の動機 セキュリティ企業に恥をかかせる
-
メールアドレス手入力ミス 統一地方選挙立候補予定者の個人情報誤送信、送信先音信不通
-
富士通 FENICS のネットワーク機器での不正通信、京セラのメールデータの一部が外部流出した可能性
-
金沢大学同窓会員8,910件記録したUSBメモリ紛失するも暗号化済み
-
Microsoft OneNote形式のファイルを悪用した Emotet の新たな手口を確認
-
“判明した時点で第一報的公表を検討することが望ましい” ~「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス」公表