自動化された攻撃、IoTへの攻撃、ランサムウェアの拡大……、2017年予想(フォーティネット) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

自動化された攻撃、IoTへの攻撃、ランサムウェアの拡大……、2017年予想(フォーティネット)

フォーティネットは、2017年の脅威動向として6つの予想を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は12月14日、2017年の脅威動向として6つの予想を発表した。これはFortiGuard Labsの脅威研究チームによるもの。サイバー犯罪者が近い将来用いると予測される手法や戦略を明らかにし、世界のデジタルエコノミーに対するサイバー攻撃の潜在的影響を示す内容となっている。6つの予想は以下の通り。

1:高度な攻撃から高度化する攻撃へ:自動化された人間のような攻撃に対抗するため、よりインテリジェントな防御が必要になります
2:IoTメーカーはセキュリティ侵害に対して説明責任を負います
3:200億台のIoTデバイスはクラウドの攻撃における最大の弱点です
4:スマートシティに対する攻撃が勢いを増すでしょう
5:これまでのランサムウェアの脅威はただの入り口にすぎませんでした
6:サイバーセキュリティに不可欠なスキルの不足をテクノロジーによって埋める必要があります

企業、個人両方のデジタルフットプリントの劇的な拡大が、潜在的な攻撃対象領域の拡大につながっている。また、すべてのものが標的となり、どのようなものでも武器になり得る。脅威はよりインテリジェントなものとなり、自律的に動作し、ますます検知が困難になる。さらに以前の脅威が、検知やフォレンジック調査の限界を超える新たなテクノロジーで強化された形で復活するケースも増えているとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  3. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  4. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  5. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  8. 東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

    東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

ランキングをもっと見る