「dotCMS」に任意のコマンド実行など複数の脆弱性、対策方法は未公開(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、dotCMSが提供する「dotCMS」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「dotCMS version 3.7.1 およびそれ以前」には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2017-3187)、ディレクトリトラバーサル(CVE-2017-3188)、危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CVE-2017-3189)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって管理画面を操作されたり、dotCMSアプリケーションの実行権限で任意のコマンドを実行されたりする可能性がある。JVNでは、ログイン中は信頼できないWebサイトを閲覧しないことで、本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》