無線LANルータ「DIR-850L」に、root権限で任意のコードを実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、D-Linkが提供する無線LANルータ「DIR-850L」のWeb管理インタフェースにバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「(JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
ファームウェアバージョンが「1.14B07」あるいは「2.07.B05」のDIR-850Lには、HNAPプロトコルデータの処理が原因で、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2017-3193)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にアクセス可能な第三者によって、root権限で任意のコードを実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されていない。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》