CommVault EdgeにrootやSYSTEM権限で任意のコードを実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Commvaultが提供する「CommVault Edge」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「CommVault Edge version 11 SP6(11.80.50.0)」には、鍵交換プロトコルの処理が原因でスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2017-3195)が存在する。この脆弱性が悪用されると、第三者によって当該製品のrootまたはSYSTEM権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにSP7およびそれ以降へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》