「Mirai」などIoT機器へのアクセスが急増、前年の倍以上に(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.07.26(日)

「Mirai」などIoT機器へのアクセスが急増、前年の倍以上に(警察庁)

警察庁は、@policeにおいて2016年の「インターネット観測結果等」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
センサーに対するアクセス件数の推移
センサーに対するアクセス件数の推移 全 2 枚 拡大写真
警察庁は3月23日、@policeにおいて2016年の「インターネット観測結果等」を発表した。これによると、2016年のセンサーに対するアクセス件数は、一日・1IPアドレスあたり1,692.0件で、2015年から962.7件(132.0%)増加した。発信元IPアドレス数は、一日あたり55,800.1個で前年から43,321.0(347.1%)増加している。

増加の要因は、Telnetで使用される宛先ポート23/TCPに対するアクセスが大幅に増加したことによるもので、IoT危機を標的とする「Mirai」などの大規模な探索行為や感染活動に影響としている。アクセスの発信元は、前年と同様に中国が最も多く、2番目に多い米国と合わせると全体の3割以上を占める。一方で、台湾、ベトナム、ブラジルからのアクセスが急増した。

シグネチャにより検知した不正侵入等の行為の件数は、一日・1IPアドレスあたり502.6件で、前年から231.8件(85.6%)増加した。発信元IPアドレス数は、一日あたり1,962.3個で、前年から1,246.5個(38.8%)減少している。発信元は中国からの検知件数が最も多く、米国が続いている。

DoS攻撃被害観測で検知した件数は、一日あたり10,558.8件で、前年から3,821.9件(56.7%)増加した。発信元IPアドレス数は、一日あたり1,762.2個で、前年から416.6個(19.1%)の減少となっている。観測状況では、前年と同様にWebサービスで用いられる80/TCPからの跳ね返りパケットを最も多く検知しており、Webサービスが依然としてDoS攻撃の対象となっているとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Docker 設定とルータ不具合が原因 ~ ワサビの開発環境端末に不正アクセス

    Docker 設定とルータ不具合が原因 ~ ワサビの開発環境端末に不正アクセス

  2. 日本大学の学生・卒業生 9 名のアカウントに不正アクセス、スパムメール送信の踏み台に

    日本大学の学生・卒業生 9 名のアカウントに不正アクセス、スパムメール送信の踏み台に

  3. 富山県立大学の Microsoft 365 学生アカウントから大量の迷惑メール送信

    富山県立大学の Microsoft 365 学生アカウントから大量の迷惑メール送信

  4. 海上ヘリ基地反対協議会に「極めて悪質なサイバー攻撃」 他団体の問合せフォーム悪用で大量自動返信

    海上ヘリ基地反対協議会に「極めて悪質なサイバー攻撃」 他団体の問合せフォーム悪用で大量自動返信

  5. ランサムウェアの主因は ID 侵害 ~ ソフォス「ランサムウェアの現状2026年版」

    ランサムウェアの主因は ID 侵害 ~ ソフォス「ランサムウェアの現状2026年版」

ランキングをもっと見る
PageTop