「Windows版 Vivaldi」のインストーラにコード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Vivaldi Technologiesが提供する「Windows版 Vivaldi」のインストーラに、実行ファイル読み込みに関する脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Windows 版 Vivaldi インストーラ 1.7.735.48 より前のバージョン」には、実行ファイルを読み込む際の検索パスに問題があり、意図しない実行ファイルを読み込んでしまう脆弱性(CVE-2017-2156)が存在する。この脆弱性により、インストーラを実行している権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新のインストーラを使用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》