「Ghostscript」にコード実行の脆弱性、すでに攻撃活動を確認(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Artifex Software, Inc.が提供する「Ghostscript」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Ghostscript 9.21 およびそれ以前」には、.rsdparamsにtype confusionの問題があり、細工された .epsファイルを処理することで -dSAFER オプションが回避される脆弱性(CVE-2017-8291)が存在する。この脆弱性により、結果として任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》