Intelファームウェア搭載機器に、リモート管理機能にアクセスされる脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Intel Corporationが提供する「Intel manageability ファームウェア」を搭載するハードウェアにアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Intel manageability ファームウェア バージョン 6.x, 7.x, 8.x, 9.x, 10.x, 11.0, 11.5 および 11.6 を使用しているハードウェア」には、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2017-5689)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって、システムのリモート管理機能にアクセスされる可能性がある。JVNでは、Intelおよびハードウェアベンダが提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》