東芝が提供する「FlashAir」のフォトシェア機能に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、東芝が提供する、無線LAN接続機能を搭載したSDHCメモリカード「FlashAir」のフォトシェア機能に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「FlashAir SDHCメモリカード(SD-WEシリーズ<W-03>)V3.00.01 およびそれ以前」「FlashAir SDHCメモリカード(SD-WD/WCシリーズ<W-02>)V2.00.03 およびそれ以前」には、Webブラウザからの操作でフォトシェアを開始した場合、無線LANに接続可能な第三者によって、フォトシェアで共有しているデータを閲覧される脆弱性(CVE-2017-2162)、および共有設定していないデータを取得される脆弱性(CVE-2017-2161)が存在する。
JVNでは、フォトシェアを開始する際には専用アプリを使用する、ソフトウェアを更新し適切な無線LAN設定を行うよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》