衛星経由で船舶向けメールサービスを提供するソフトウェアに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Inmarsat Solutionsが提供する衛星ネットワークを使用して船舶向けメールサービスを提供するソフトウェア「Inmarsat AmosConnect 8 ソフトウエア」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Inmarsat AmosConnect 8 ソフトウエア」には、ログインフォームにブラインドSQLインジェクションの脆弱性(CVE-2017-3221)、認証情報がハードコードされている脆弱性(CVE-2017-3222)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、データベースにある情報の取得や任意のコマンドを実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、同ソフトウェアのサポートは終了しており、詳細はカスタマーサービスに問い合わせるよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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