ネットユーザの1/4が影響する可能性、KSKロールオーバーの特設ページ更新(JPNIC)
JPNICは、ICANNにより進められている、ルートゾーンKSKロールオーバーに伴い、 特設Webページ「KSKロールオーバーについて」を詳しく更新したと発表した。
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KSKロールオーバーによって一部のDNS応答のサイズが増大し、利用環境によってはIPフラグメンテーションが発生し、インターネットの利用に遅延や接続できないなどの障害が起こる可能性がある。ICANNでは、こうした影響がインターネットユーザの4人に1人に及ぶ可能性を示唆している。たとえサーバ側でDNSSEC検証を無効にしていても、クライアント側がDNSSECに関する問い合わせをしてくるケースなど、 状況によっては本件の影響を受ける可能性があるとしており、同ページを参考に確認するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》