「WebCalendar」に複数の脆弱性、最新版へのアップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、k5n.usが提供する「WebCalendar」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「WebCalendar 1.2.7 およびそれ以前」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2017-10840)、ディレクトリトラバーサル(CVE-2017-10841)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、当該製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される、あるいは当該製品に管理者としてログイン可能なユーザによって、サーバ上の任意のファイルへアクセスされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》