人工知能に半信半疑の方こそ来てほしい(Cylance Japan) [Security Days Fall 2017 インタビュー] 2ページ目 | ScanNetSecurity
2025.10.26(日)

人工知能に半信半疑の方こそ来てほしい(Cylance Japan) [Security Days Fall 2017 インタビュー]

デモは今回のセミナーの目玉です。サイバー犯罪者の間で出回るRansomeware as a Service(RaaS)を利用して、講演中に皆様の目の前でランサムウェアの亜種を作成し、Cylance PROTECTが検知できるかどうかというライブを行います。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
PR
「マルウェアが簡単に作れる現実とAIの可能性をセッションで『体験』してください」Cylance Japan株式会社 最高技術責任者 乙部 幸一朗 氏
「マルウェアが簡単に作れる現実とAIの可能性をセッションで『体験』してください」Cylance Japan株式会社 最高技術責任者 乙部 幸一朗 氏 全 2 枚 拡大写真
試験は4,160の検体をどれだけを検知できるかその割合を調べることで、うち460はDELLが独自に採取した検体で、マルウェアレポジトリやデータベースなどで共有されていないものでした。つまり全体の1割強が未知ものでした。

この試験の検知率の平均は50~60%だったそうですが、Cylanceのみ99.7%という検知率を示しました。誤計測である可能性も考慮して追加試験を行っても結果は変わらず、その後同社は最終的にサイランスのソリューションを導入しました。

●デモではその場で作ったマルウェアを検知する実験を予定

──9月27日(水)のセッション「AIアンチウイルスCylancePROTECTによる予測防御 ~ 機械学習を活用した推論判定と静的分析による未知マルウェアの防御」の見どころは何ですか。

現在のサイバー攻撃の動向と、それに対してAIソリューションがどう機能するかという話をします。特に検知の仕組については技術的にかなり深いところまでお話したいと思いますので、半信半疑の方こそお越しいただきたい。また、日本の導入事例と、実際に検知するデモを行います。

沖縄銀行様、沖縄科学技術大学院大学(OIST)様の導入例を紹介する他、全国の店舗にあるPCに導入したモスバーガー様の効果や、各店舗の従業員の方たちの反応などをお話したいですね。

デモは今回のセミナーの目玉です。サイバー犯罪者の間で出回るRansomeware as a Service(RaaS)を利用して、講演中に皆様の目の前でランサムウェアの亜種を作成し、Cylance PROTECTが検知できるかどうかというライブを行います。

──デモをやる側にとってもぶっつけ本番のデモンストレーションになりそうですね。

その場で作成する亜種なので、おそらく世界でそこにしかないマルウェアです。ウイルスやマルウェアがこんなに簡単に作れるという現実と、AIアンチウイルスの可能性を、ぜひセッションで「体験」してください。

乙部氏講演 登録URL
  1. «
  2. 1
  3. 2

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  2. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

  3. 刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

    刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

  4. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

  5. 大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

    大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

ランキングをもっと見る
PageTop