ルートゾーンKSKロールオーバーのプロセス開始、DNSパケットサイズに注意(JPRS) | ScanNetSecurity
2026.11.04(水)

ルートゾーンKSKロールオーバーのプロセス開始、DNSパケットサイズに注意(JPRS)

JPRSは、「ルートゾーンKSKロールオーバーによる影響とその確認方法について」の情報を更新した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は9月15日、「ルートゾーンKSKロールオーバーによる影響とその確認方法について」の情報を更新した。これは、ICANNにより進められている、ルートゾーンKSKロールオーバー(鍵署名鍵の更新)のプロセスが2017年7月より開始されていることを受けたもの。同社では、「ルートゾーンKSKロールオーバーの概要と影響の確認方法」や「ルートゾーンKSKロールオーバーについてのご質問とその回答」などの情報公開を行っており、随時更新している。

KSKロールオーバーのスケジュールについて、2017年9月19日23時頃(日本時間)から2017年10月11日にはZSKロールオーバーに伴う新ZSKの事前公開が行われ、この期間はDNSKEY RRの応答サイズが1,414バイトに増加する。これによりIPフラグメントが発生し、DNS応答を正しく受け取れなくなる可能性があるとしている。この事前公開は、2017年12月20日から2018年1月11日にも実施される。また、新KSKで署名されたDNSKEY RRの公開時刻は2017年10月12日1時頃(同)。

JPRSでは、すべてのネットワーク管理者・フルリゾルバー(キャッシュDNSサーバ)の管理者に対し、各自のネットワークにおいてサイズの大きなDNS応答を正しく受け取れるかを早急に確認し、問題が発見された場合には、適切に対応することを強く推奨している。なお、Windows OSのDNSサーバにおいては、DNSSECの構成の有無に関わらず、ルートゾーンKSKの更新に伴う対策は不要であるが、DNSパケットのデータ量の増大には対策が必要としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 他の職員のIDとパスワードを使用し複数回にわたり庁内共有フォルダに不正アクセス、上司の印影の偽造も

    他の職員のIDとパスワードを使用し複数回にわたり庁内共有フォルダに不正アクセス、上司の印影の偽造も

  2. WPプラグインの脆弱性悪用 ~ ティエスエスリンクのウェブサイトに不正アクセス、製品にはセキュリティ上の問題 確認されておらず

    WPプラグインの脆弱性悪用 ~ ティエスエスリンクのウェブサイトに不正アクセス、製品にはセキュリティ上の問題 確認されておらず

  3. ほっかむりをねじりハチマキに変えて ~ 熊谷正寿に聞いた GMOサイバーセキュリティ byイエラエの目的

    ほっかむりをねじりハチマキに変えて ~ 熊谷正寿に聞いた GMOサイバーセキュリティ byイエラエの目的

  4. 「楽天トラベル」海外ホテル予約サイトの一部ページと多言語予約サイトに不正アクセス

    「楽天トラベル」海外ホテル予約サイトの一部ページと多言語予約サイトに不正アクセス

  5. セキュリティに高い優先順位を置いていたとは必ずしも言えない経営者が変化成長していくドキュメンタリー

    セキュリティに高い優先順位を置いていたとは必ずしも言えない経営者が変化成長していくドキュメンタリー

ランキングをもっと見る
PageTop