井之上PR社長 鈴木孝徳のセキュリティ事故発生時の記者会見「べからず集」 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.01.16(水)

井之上PR社長 鈴木孝徳のセキュリティ事故発生時の記者会見「べからず集」

JSSECは「情報漏洩による危機管理対応セミナー」を、井之上PR、DTRSとともに開催した。このセミナーを2回にわたりレポートする。

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井之上PRの代表取締役社長兼COOである鈴木孝徳氏
井之上PRの代表取締役社長兼COOである鈴木孝徳氏 全 12 枚 拡大写真
サイバー攻撃に関連して発生した情報漏えいなどのインシデントに対し、企業が謝罪会見を行うケースが増え、経営陣が頭を下げる姿を目にすることが多くなった。

しかし、インシデントが発生してしまっても、その後の対応によって逆に企業のブランドイメージが向上することもある。一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)が、株式会社井之上パブリックリレーションズ(井之上PR)、デロイト トーマツ リスクサービス株式会社(DTRS)とともに開催した「情報漏洩による危機管理対応セミナー」レポート後編をお届けする。

●PRの観点で重要な「クライシス・コミュニケーション」

デロイト トーマツ リスクサービス株式会社 代表取締役社長 丸山満彦氏の講演に続いて、井之上PRの代表取締役社長兼COOである鈴木孝徳氏による講演が行われた。鈴木氏はまず、パブリック・リレーションズ(PR)の意味について「個人や組織体が最短距離で目標や目的を達成する、『倫理観』に支えられた『双方向コミュニケーション』と、『自己修正』をベースとしたリレーションズ(関係構築)活動である」と説明した。つまり、目標や目的の達成のための「リレーションシップ・マネジメント」であるとした。

また、PRでいうパブリックは「社会」あるいは「一般社会」と捉えるが、そのターゲットは目標や目的に合わせて都度設定するものであり、PRはそのターゲットとの関係構築・維持のための取り組みであるという考え方を示した。PR戦略立案には「PRライフサイクルモデル」を活用する。これは「PR目標設定」「ターゲット設定」「PR戦略の構築」「PRプログラムの作成」「インプリメンテーション(実行)」「情報の分析・評価」のサイクルを回していくもので、それぞれに自己修正機能を効かせていく。

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《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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