井之上PR社長 鈴木孝徳のセキュリティ事故発生時の記者会見「べからず集」 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.03.23(土)

井之上PR社長 鈴木孝徳のセキュリティ事故発生時の記者会見「べからず集」

JSSECは「情報漏洩による危機管理対応セミナー」を、井之上PR、DTRSとともに開催した。このセミナーを2回にわたりレポートする。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
井之上PRの代表取締役社長兼COOである鈴木孝徳氏
井之上PRの代表取締役社長兼COOである鈴木孝徳氏 全 12 枚 拡大写真
サイバー攻撃に関連して発生した情報漏えいなどのインシデントに対し、企業が謝罪会見を行うケースが増え、経営陣が頭を下げる姿を目にすることが多くなった。

しかし、インシデントが発生してしまっても、その後の対応によって逆に企業のブランドイメージが向上することもある。一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)が、株式会社井之上パブリックリレーションズ(井之上PR)、デロイト トーマツ リスクサービス株式会社(DTRS)とともに開催した「情報漏洩による危機管理対応セミナー」レポート後編をお届けする。

●PRの観点で重要な「クライシス・コミュニケーション」

デロイト トーマツ リスクサービス株式会社 代表取締役社長 丸山満彦氏の講演に続いて、井之上PRの代表取締役社長兼COOである鈴木孝徳氏による講演が行われた。鈴木氏はまず、パブリック・リレーションズ(PR)の意味について「個人や組織体が最短距離で目標や目的を達成する、『倫理観』に支えられた『双方向コミュニケーション』と、『自己修正』をベースとしたリレーションズ(関係構築)活動である」と説明した。つまり、目標や目的の達成のための「リレーションシップ・マネジメント」であるとした。

また、PRでいうパブリックは「社会」あるいは「一般社会」と捉えるが、そのターゲットは目標や目的に合わせて都度設定するものであり、PRはそのターゲットとの関係構築・維持のための取り組みであるという考え方を示した。PR戦略立案には「PRライフサイクルモデル」を活用する。これは「PR目標設定」「ターゲット設定」「PR戦略の構築」「PRプログラムの作成」「インプリメンテーション(実行)」「情報の分析・評価」のサイクルを回していくもので、それぞれに自己修正機能を効かせていく。

  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 不正アクセスで手帳アプリ「Lifebear」のアカウント情報が流出の可能性(ライフベア)

    不正アクセスで手帳アプリ「Lifebear」のアカウント情報が流出の可能性(ライフベア)

  2. 予約システム「Coubic」に不正アクセス、登録された個人情報が流出(クービック)

    予約システム「Coubic」に不正アクセス、登録された個人情報が流出(クービック)

  3. 疑問その3「クラウドのセキュリティ = CASB?」~日商エレに聞く、CASBとクラウドセキュリティの疑問

    疑問その3「クラウドのセキュリティ = CASB?」~日商エレに聞く、CASBとクラウドセキュリティの疑問PR

  4. 中国・ロシア・イラン・北朝鮮、国別国家支援アクター分析レポート(CrowdStrike)

    中国・ロシア・イラン・北朝鮮、国別国家支援アクター分析レポート(CrowdStrike)

  5. x86 アーキテクチャの不可解な「仕様」

    x86 アーキテクチャの不可解な「仕様」

  6. 「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」を2年4カ月ぶりに改訂(IPA)

    「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」を2年4カ月ぶりに改訂(IPA)

  7. iOSアプリ「an」に、情報漏えいの脆弱性(JVN)

    iOSアプリ「an」に、情報漏えいの脆弱性(JVN)

  8. 不正アクセスによる改ざんで情報調査室ホームページと文献情報総合検索システムが2ヶ月間停止(広島大学高等教育研究開発センター)

    不正アクセスによる改ざんで情報調査室ホームページと文献情報総合検索システムが2ヶ月間停止(広島大学高等教育研究開発センター)

  9. ニュージーランド乱射事件犯人、同程度の時間かけ SNS 拡散を準備 ~ ソーシャルメディアが作った世界

    ニュージーランド乱射事件犯人、同程度の時間かけ SNS 拡散を準備 ~ ソーシャルメディアが作った世界

  10. お勧めIoTセキュリティガイドライン5種--診断レポート(ラック)

    お勧めIoTセキュリティガイドライン5種--診断レポート(ラック)

ランキングをもっと見る