クレジットカード不正使用被害、不正使用被害額は61.7億円でやや増加(日本クレジット協会)
日本クレジット協会は、2017年第2四半期(4月から6月)におけるクレジットカード不正使用被害の集計値を取りまとめ、発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
これによると、同四半期の不正使用被害額は61.7億円で、前四半期(56.5億円)から9.2%の増加となった。不正使用被害額の内訳は、偽造カード被害額が9.6億円(同10.6億円)で9.4%の減少、番号盗用被害額が45.5億円(同39.7億円)で14.6%の増加となった。構成比では、偽造カード被害額が全体の15.6%、番号盗用被害額が73.7%であった。国内・海外の内訳では、カード偽造被害は国内が40.6%、海外が59.4%、番号盗用被害は国内が63.5%、海外が36.5%となっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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